空を見上げ飛んでいく鳥たち羨む日々羽ばたくその瞬間を夢見る僕にあって君にない物など何があるのその瞳の光が僕の影を映すよう……あの紅いはねが欲しいその碧いはねが欲しい誰かのはねを真似たらもしかして上手に飛べる?鷹のように雄大に白鳥のように優雅に膨らむ想いを秘めて果てしない空を見る見よう見真似でつけた色とりどりはねをちからいっぱい広げ羽ばたいてみたんだもがくように宙を舞いぶざまに地に落ちて見せ物みたいな鳥クジャクになっていた…
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