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[1453] 銀色の部屋
その瞳に映るものを映そう
貴方が望むなら
初めて触れた時から
貴方が僕に
僕が貴方に
銀色の壁が二人を
取り囲む
水面に銀の光を映し
永遠と言う名の水に溺れよう
二人は抱き合い
ひたすら求めあう
水しぶきはきらきらと
いつまでも
その部屋の中
銀色の壁の部屋の中
いつまでも
何もかも捨てて
二人は
溶け逢う
日のない明るい部屋で
目を閉じる迄
人知れず
銀色の時が続く
2003/04/23
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