詩人:OBO | [投票][編集] |
恋をするたび
運命
なんて名前をつけて
人を好きになるたび
キセキ
なんて名前で呼んだ
それを少年と呼ぶなら
君と出逢って
君を好きになって
僕は少年じゃなくなった
ただ、
僕が君を想うくらいに
君は他の誰かを愛してた
それだけ。
ただ、それだけ。
明鏡 明快
正と負の連鎖
ダメなものはダメなの
だったら
だったら君の大事なもの
僕もまもりたい
恋をするたび
運命
なんて名前をつけて
人を好きになるたび
キセキ
なんて名前で呼んだ
遠く 君の声が
かすかに聞こえた
君はまだ少女なんだ
幸せな笑い声が
小さな小さな君の声が
かろうじて
僕の耳に届いた
耳をふさいでるのは
無意識だったんだ
優しさと強さは
まったくの
別モノではないね
どっかで繋がってる
だって もう
擦り切れてしまいそう
ねぇ
君の思い出のなか
これを僕の最期の言葉にしてよ
大好きだったよ。
ありがとう。