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[148334] 理由。
詩人:wbs [投票][編集]


この世界に、

自分がいない事に気付いた。


私は誰?

私は何?


左手首に刃があたる。



流れた血は存在のしるし?




違うよ。


本当は、

カッターを握る手を握って、

刃を向けられた手首を握って、



「もう、いいよ。」


って言ってもらいたいんだ。


それが、


存在のしるしなんだ。


存在してもいいっていう理由なんだ。

2009/10/07

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