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[149137] 焼けた匂いの あと味
詩人:万田 海斗 [投票][編集]

ほのかに消えた
火の粉の、後の風味

焼けた匂い
ぐっしょり濡れた身体で、
うめく後味は、だるい風


香り高き、ビルの上の 空をまたいで、
鳥が飛ぶ

あの野郎に 着いてって、 星まで 跳ね回りたい 気分


海の巣を 越えて、
どこまでも 突っ走る  あなたを 超越して、
吹っ飛ばし たい

そういう 激しい
焦げ目が 青春で、 ちからづよく この目を 燃やす

泣く泣く、連れて来る 人生の恐さを ど突いて、
ぼくなりに わめいて、引き回す 凄い、息吐く道々

2009/10/28

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