ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.151000-151999 > No.151052「音風」

過去ログ  〜 過去ログ No.151052 の表示 〜


[151052] 音風
詩人:どるとる [投票][編集]


僕の耳をやさしい君の声が音となって聞こえる
まるでそれは風のようにたゆたう

ふゅるりら
ふゅるりら
冬の街
通り抜ける風
ふゅるりら
ふゅるりら
誰かが残した足跡
旅の記録

それはすべて確かな音
それがすべて確かな色

今 音は風に変わり
僕の全身を包む
やさしい君の声が。

2009/12/10

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -