ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.152000-152999 > No.152102「つながり」

過去ログ  〜 過去ログ No.152102 の表示 〜


[152102] つながり
詩人:どるとる [投票][編集]


ただかろうじて繋がっているだけの関係などむなしいだけだ
それでも繋がっていたい そう思うのはきみを心の底から愛しているから

こんな気持ち
捨ててしまえば
たちまち僕は闇の中へ落ちてしまうだろう
真っ逆さまに

いつも きみがくれる微笑みに心 救われ
いつも きみがくれる涙にまた気づかされ
大切なこと 教えられ
ひとりぼっちじゃない心強そとひとりぼっちじゃないことへの誇りが僕をこの世界につなぎ止めているんだ

これは強要されてるわけじゃないから
いつ死んだっていいのだけれど僕自身それを望まない
生きるも死ぬも自由なら僕は生きる方を選ぶよ

きみとこの世界で
おなじこの世界で
つながっていたいから
この手を離したくないから
何十年のあいだにやっと手にしたぬくもりとつながりを大切にしたいよ
そんなつながりを死ぬまでそうさまもってゆくんだよ

闇に落ちるならふたりで
光を浴びるのもふたりで
僕らはつながっている
ふたりでひとつさ

だからきみを幸せにすることが僕の人生でいちばん大切な夢
きみが笑ってくれるなら 何度でも何度でも 僕はきみを抱きしめるよ

愛し合うことは素晴らしい
頭の堅い哲学者たちでもそのくらいはわかるらしい

なんてこと 考えてたら いつの間にか眠ってしまってた
僕を照らすゆるやかな陽射し
朝一番のモーニングコーヒー
のど元を熱く通り抜けてゆく

振り向けばすぐそばに大好きなきみときみのぬくもりにつながれたこの手があるのさ

この手 たとえば
離しても つながりは消えない
つながりは心のつながりだから

僕らは どこにいようとそばにいようと
たとえば 地球の反対側にいようと つながっているんだ

絶対的なつながりで結ばれてるんだよ
そして出会えたら
ぬくもりを確かめる
会えるまでなくしていた感触をとりもどすため
そのぬくもりのため。

2010/01/10

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -