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[153327] 夢の法則
詩人:アル [投票][編集]


Hope
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 一般に人は誰しも夢を見る。寝て見る夢は現実的抑圧からの精神的解放の発露現象だが、今回は起きて見る夢に限定する。夢の4大要素は次の通りである。

@志:「士」は進み行く足の変形で、之と同じで「心」が目指して進み行くこと。(士は武士などの「男」の意味ではない)

A力:自己の努力は言うに及ばず、良き理解者の助力が必要である。自分一人で成し遂げたと思うのは不遜以外の何物でもない。

B信:夢は「人」に「言」え。言えないのは自分自身が「信」じていないからである。言葉は口にする事で言霊となり力をくれる。

C時:「何事にも時がある」と聖書にもある。迷った時は取り敢えず前に出る。成功の反対は失敗ではなく、何もしない事である。

 以上、四捨五入して要約すれば、夢実現のプロセスは「志しを胸に常に努力を惜しまず、信念を保持し続けて時機を失わない」という事になる。

 夢は上図のように希望と時間に相関関係を有する。時間経過と共に現実的困難への認識が深まれは希望は低減し、逆に一時の思いつきだけでは、希望ばかりが肥大化して実現は覚束ない。

 因みに「夢」という字は、上下に別れて、上は羊の赤くただれた目を表し、下はワ(おおい)が夕(月)を覆って夜の闇で物がよく見えないことを意味する。つまり本来、実現困難なのが夢の原義らしい。

 しかし、僕は心にはびこる「草(冠)」を刈り払い、上記の夢の「四」要素を月の光に笠を被せて照らしながら我が道を之く糧にしたい。

頑なに張れ。

2010/02/14

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