過去ログ
〜 過去ログ No.155135 の表示 〜
[155135] ふたしか
信用出来ないこのマシン
信用出来ない通り過ぎる景色も
内側に向いてついている目玉
深く狭い頭の中を見ているはず
なにもかも定かではないけれど
たしかに思考が存在する事だけは確かだ
湿っぽい黒は
限りなく深い漆黒の霧
目まぐるしく眼前に浮かび上がって
消えて行くそれらは
重要な事柄のようで
無意味な事柄のようでもあり
掠れてあるいは半透明ですが
2010/04/16
[前頁] [投票する] [次頁]
-
詩人の部屋 -