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[155355] いつかの朝
雨の臭いが
夜明けの切なさに
拍車をかける
生易しい初夏の温かさが
哀しみに酔う事も
許しはしなかった
そんな日は贅沢に
夜が更けるまで
繰り返し何度も
同じ曲を流し
繰り返し何度も
同じ痛みに耐えた
ポケットに
財布を放り込んで
汚れたサンダル
足に引っ掛けて
外に出ると紫陽花の香がした
ランドセル背負ったまま
蝸牛見つけて遊んだ
そんな下らない記憶が横切ってまた鍵を閉めた
2010/04/22
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