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[156367] 宝物
詩人:アい兎たヲ [投票][編集]

もう真っ白じゃないスニーカー
ソレだけがあたしの宝物

友達が弾くギターのコードに
想いをのせて

声に出してみると
キミの事ばかりだ

誰にも気づかれないような
フレーズに変えた
キミへのラブソング

あたしには何もないけれどね

ココまで歩いてきたことは
密やかに誇りにおもってる

それはこのスニーカーだけが
知っているの


可愛いねなんて褒めてくれた事
キミは覚えてくれていますか?

その日から毎日履き続けたスニーカー

遅すぎた決心を運命は
待ってくれるはずもなくて
キミの隣には可愛いあの子


走ったんだ
どこへ?なんてわからなくて

ただ

ここじゃない場所へ


その時の涙も
このスニーカーだけが知っているの


あたしには何もないけれどね

ココまで歩いてきたことは
密やかに誇りにおもってる

今日もつま先をコンコンと蹴って
スニーカーを履く

さぁ行こう
行き先はまだわからないけれど






2010/05/23

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