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[157218] #0100
詩人:旅人モドキ(左利き) [投票][編集]

それは幻で妖精からの新しく鮮やかな伝説だと思うよ
悠久なる地球が思わず誇らしげに歴史をもって実験するんだ
命を懸けて貴重なときめきに恋をすれば
情けは気高い器であり確実に自らを助けるはずなんだ
心の傷や悩みでさえも粗野なふるまいを癒せるから
この全身を地球に委ねて見返りは空の彼方に願おう
何故だか色あせた黄土の大地が心を和ませるのは
仲間のおかげで朝もやと花冷えに日向ぼっこする体があるから
背筋を伸ばして関節や爪先をみなぎらせる血潮なんだよ
快楽へと猛りながら飛び跳ねるならば満足している
そして物音を聞きつけて羽ばたく海猫よ
柔らかに響く美しい鳴き声にずっとほれているんだもんな

2010/06/19

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