何もいらないただ君だけを願うよ幾度でも繰り返しつづく闇ただ君だけを見つけるだろう無音の宇宙ただ君だけを聞き分けるだろう君がつけた傷君が泣く瞬間君が僕に笑う君が僕に触れる君がサヨナラと言う夕焼けに滲む駅で君だけ途中下車僕という人間をすべて洗い流して身体も音も亡くしたのならこの痛みだけがすべてだ僕は幾度でも君を見つける涙が零れても好きだと言うのを止めないどこまでもつづく闇走りだす鼓動ただ君が愛してると笑うまで
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