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[161063] リフレイン
「わたし、金木犀の香りって嫌い」
この時期になるといつかの君の言葉がリフレインする
声さえもれそうな程切なくなるんだ
夜の静かさは冷たく、どこまでも金木犀の香りに包まれる
鈴虫の声は賑やかで、でも涙を誘う
人は人を求めるのだけれど、どうしたって埋まらない…寂しさ。孤独。
君は言った
「わたし、金木犀の香りってきらい」
それは寂しいと言えない、君の強がりだった
2010/10/07
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