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[161094] ひとり
詩人:龍聖 [投票][編集]

ぽつんと一輪だけ咲いている花は寂しくも悲しくもない



沢山の花が周りに咲いているのに自分だけ色褪せてるように孤立し咲いてる花はとても悲しくて寂しいだろう


寂しさも募って茎や根や花びらに一杯になった頃、
花びらが落ちて地上を濡らす


赤や黄や色とりどりの花たちは花びらが落ちたことにすら気付かない


それでいいと思う一輪の色褪せた花。


種を飛ばし


また新たに咲くことができたなら自分はそこに確かに咲いていたんだと周りの花たちに伝えるんだ


2010/10/08

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