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[161103]
羨望の手
詩人:
Mourir fasciné
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過去から不意に下りた手が
触れた髪を撫でる
僕にはできなかったこと
だめになってしまったこと
その手が二人で
歩いていってね、
僕にはできなかったこと
二度と届かない場所。
2010/10/08
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