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[161256] ぎったんばっこ
詩人:アル [投票][編集]


経験と歳月が
埃のように
降り積もるにつれ
NGワードも増えて
だんだん寡黙になってく

地雷を避けるように
言葉を選んで
手足を縛られても
自由な心は羽根を持つ

きみが沈むなら
ぼくが浮かんで
シーソーみたいに
代わりばんこに
視点を変える


今はただ
そこに座ってて
向かい合っていれば
多少気は紛れるから

重力に逆らって
何度でも
地球を蹴り返すけど
もしもぼくが疲れたら
少しの間
代わってくれるかい?

2010/10/13

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