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[162304] 星が一つ、明日になる。
詩人:雪 刀寿 [投票][編集]

空にちりばめられた 星の数々

田舎道の山中で、
天から降ってくる 流星のご馳走に 胸が時めいた

あれは、道に迷って 泣いた頃


涙も枯れて、全身が電気ショックで、消えかかってた。




地球さんも、苦労してるね
ぼくだけ じゃない

世間にはびこる 謎めいた 食い違い
どうも うまく ゆかない。

勘違い、行き過ぎ、隠された愛
見かけとは、裏腹に この心を裏切る。


泣きっぱなしの夕方、顔を上げたら、
遠く、遙か彼方から、「おーいーーっ」
スターが希望を くれる

あっさりした光を投げかけて、夢見させる役目

毎日 夜を通して、宇宙の輝きを 一つずつ手に取り、
こんにちわ・ハローを ベイビーの泣き声に重ねよう

闇の中で、気の遠くなるような時間旅行をするつもり
気持ちの入った言葉で、目をしょぼつかせて、歯を見せて、鼻をすすり・・・

2010/11/21

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