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[163084] 
詩人:ユズル [投票][編集]


それはそれは 小さな雨粒
あまりに 透明なまま
誰にも 気付かれずに
若い葉のかげに 隠れてた

いろいろな色の 空を映した
哀しみに 暮れて
眩しさに 泣いたよ
ぬくもりの痛みを 知ってる

そして小さな 雨粒は
誰かのてのひらに
降りたいと 思った
一度きりの 旅立ち
君へ 君のもとへ

2010/12/13

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