悲しい気持ちを胸の奥に隠したまま笑うことなんてできるわけもないね見えないギターを抱えて僕は歌を歌うように弾けないピアノの鍵盤に適当に指を添えて鳴らしてみる僕は独りぼっちでもさみしくないんだよいつまでそんな言い訳が通るのかな涙を流さなくても下手くそでも笑っていても胸の中はどしゃ降りの雨君は僕の照る照る坊主雨を止まさせてくれよ君は気持ちよくは笑わないやっぱり僕は独りぼっちだね雨は止まない止む気配もない連日連夜降り続く僕の胸の中。
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