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[165068] No.999
詩人:アル [投票][編集]


水平に伸びた
その左手の指先は
何に触れるのだろう

歌うことが
衰えを知らない
病を癒す薬なら
境界の曖昧な輪郭を
確かめながら
混沌の泥沼に
立ち続けていられる

No.999
泣いてなんてない

2011/02/02

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