警告音が鳴り響く誰かが「出口だ!」と指を差すすぐ背後に悲鳴が聞こえる次々と助けたいとは思わなかった悲しんだりも歎いたりも振り返りもせず恐怖に次々と背中を押され「出口だ!」に走った抜け出した先もまた似たような景色だったただ全く違う異様な雰囲気見上げた先の真っ暗な大きな手は 振り下ろす度に人々を喰らった空間を切り裂く鋭い音と共にそこにある建物も乗り物も大木も人間も同じ様に悲鳴をあげた
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