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[166076] train
詩人:姫宮らら [投票][編集]


発車時刻 ベルが鳴る

僕らを隔てる無機質な境界線

君の寂しい笑顔が

強い風に攫われていった

ドラマみたいに

君を乗せた無機質な箱を

追いかけていたとしたら

僕ら 何か変われたのかな

立ち止まったままの僕

頬を伝う一筋の雫

今更遅い 気付けなかった

僕が君を愛していたこと

 

2011/03/06

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