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[166101] 僕たちの魔法が溶けても
詩人:あとりえ [投票][編集]




僕たちの魔法が溶けて


人間としての道


月灯無しの夜


とぼとぼと


春の夜雨の音だけ


聴いて歩むよに


人間としての道のり



魔法は溶けたよ


そんな朝焼けの悲しみや


哀しみを時に


うたいたくなる日々も在った



人間の道のりとは


悲しみさえ


時にシビアな表情で


導くように





僕が魔法使いだった頃

夢は傍で微笑み

人間の道

歩むうちまた


魔法の杖と似た

合言葉 落ちている


君はそれを

手放なさずに

時に魔法かけ

2011/03/06

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