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[166206] 彼女
詩人:姫宮らら [投票][編集]


ねぇ 君はいつまでそんなことをしているの

君の右手 鋭利な銀色

君の左手 紅い手枷

僕には分からないよ

君の痛みなんて

だけど

その手枷は君の為にはならないよ

生きている再確認 君はそう言って

何度 刃を引いたかな

無数の傷 君の心の傷

痛いよ 僕の心が

外したいよ 君のその手枷

もう我慢しないで

泣いていいから

自分で造り上げた 君の檻壊して

君の痛み全部 僕に吐き出して


 

2011/03/08

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