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[166248] 詩と俳の惑星
詩人:あとりえ [投票][編集]

 




鎧を
たくさん
抱え歩いてしまっている



花散る惑星
地上の天の川
泳ぐ魚の群れ


その傍らで

茶を燻し
まるで酒みたいに呑んで

鎧がらがら


ああそうか
そうだったんだ



綺麗な惑星だね



水切り
魚たちの泳ぐ地の天の川 水の凪がれ
澄み方
涼しやかな日和



僕の鎧は
何の役にも立ちはしない



花散る惑星で
詩う
俳す
春の雨は君たちを



連れていくよ
清濁の世界から



2011/03/10

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