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[167043] 冷たい指先
こんなに貴方と
離れたって
季節が一回り
したって
忘れるなんて出来ない
貴方と約束したから
いつかはなれると
思っていた
貴方の名字に憧れてた
まるで
少女に戻ったみたいに
私は憧れてた
だけど心は寂しくて
いつしか貴方を縛って
大切な貴方は
私から去っていった
触れたかった背中は
今は見えなくて
戸惑う心震える指
宛てもなく
さ迷う私の
冷たい指先は
春になる事を知らない
By 音無詞 詩
2011/04/03
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