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[168099] 名残
きっとそのままでいい
誰の声にも耳を貸さないで
ひっそり暗闇にたたずんで
眼を閉じて
眠ってしまえばいい
もう何度目の季節?
相変わらず
雨音が鬱陶しい
緑色の記憶開けば
カーテンが風でめくれる
月などもう見えないさ
僕らは光を拒んでた
ただ大きく
呼吸をするだけで
僅かに時は止まる
残っているんだね
あの日々の温もりが
僕はそっと眼を閉じた
2011/05/14
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