詩人:あとりえ | [投票][編集] |
師走の天の河
美しかった
綺麗事でなかったため
鈍い貪欲な愛しさ
表現の調べに取り入れて
その部屋で
逢えないならば
僕のバカげた宇宙へ来てよ
千代紙散乱した
健忘症状の森より
逢うに
適した環境だと
自己表現を療法とす
君に逢えない
逢える
自己表現の療法
天の川のよな文字流れ作業に
浮かべた千代紙の舟
君は
ある時から
あなたとなった
誰かの元で
宇宙の星きれいな季節から雪降って
現実の空白に僕は
わたしと戻る
検査値は善くて
MRIに頭部検査に
ひっかかった
すてきなレトロな千代紙をまた
揃えて
回復するかなと
ばかかもしれない夢を
現実のなか
宇宙ではもう君に逢えない
君は誰かのもと
あなたとなるから