ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.169000-169999 > No.169124「光の妖精さん」

過去ログ  〜 過去ログ No.169124 の表示 〜


[169124] 光の妖精さん
詩人:あとりえ [投票][編集]

 

・感染しやすくなります
(更に強度の治療薬2錠追加)

・副作用は高血圧、腎臓病、糖尿病..時に嘔吐、吐き気、他多数..


特定の化学物質などに対して放射線を浴びたよな反応を身体は示します


よって外出は普通の人の半分も自由にできません。

車椅子の人は旅行に行きましたが旅行も通常範囲できません

昼間、屋根の下ずっと居るような旅しか



そういう生活始め


冬の窓際へ きらきらしたものを並べ光りを集め


冬の光りの妖精さんたちを創りました


心のトラベル




粘膜は通常より弱く


普通の人が大人となり

行う健康的な行為には

困難を伴います


寂しいです


そう思えるまで幾年とかかりました


そう思う感情は麻痺していた



まだ若い人たちが病棟などから旅立っていく現場に居て


自身に在る寂しいという感情は
わがままな感情だと


ずっと麻痺して


苦しみに近い悲しみに苛まれ続け


季節巡り
だいぶ外見が変わった


副作用も独特の外見与え

今月は久しぶり
外出に適した衣類を買いました


昔 嫌みでファッションリーダーと言われた時期がありました


よく人と逢い外出も沢山出来た時期で


自転車に乗って
外の光り受け
裏町の素敵な雑貨屋さんや
大きな神木ある公園や


防波堤から海眺めに
よくアウトドアをやった

そんなことはなかなか
出来なくなった




冬の光りの妖精さんたちは
夏は木の葉陰へと移動します

2011/06/21

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -