誰も知らないうちにひっそりと雷は落ちていたこぞって同じ煌めき見上げる街と賑わう祭りの列から外れたまたまふと立ち寄った古びた小さな映画館で一変する人生や隠れ家のような本屋の隅一冊開いた少女に今起こっている出来事や立ち入り禁止の屋上で見つけて駆け出す想い胸の騒ぎは他人に聞こえない無音の爆音は静けさの中にゾクッと空を裂く閃光が脳天から背筋を駆け抜けた一瞬の出来事を人々は見逃していたあなた以外誰も知らない今日だけは地球が二回転したことを
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