詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕の中で渦を巻く
不安や焦燥感
生きることが
これほどまでに
難しいとは思わずに
短絡的な思考を持ち
単細胞な脳みそで
解き明かそうとした
僕は愚か者に相違ない
この街にあふれてる
人の数だけ
不安はあり
焦りはあり
そして
それ以上の物語がある
手を伸ばして
つかまえよう
希望という名前の
未知なる明日を
つかまえよう
ためらうことはないのだ
目の前にある扉を
ただ開けばいい
僕の中に広がっている
青い海の彼方に
輝く未来
なんとなくでわけもなく日々を生きて
退屈を紛らわせるように今日も僕は人の悪口ばかり言うよ
この街にあふれてる
人の足跡をたどれば
いくつもの涙や笑顔に出会えるでしょう
でも消え失せた命とはもう言葉を交わすことさえかなわない
羽を広げて
飛んで行こう
その身にまとった
いくつもの
可能性に夢を見ている
扉を開けば その先には描いていたような未来が僕らを待っている
僕や私の未来は
明るい未来でしょうか?
神様は口をつぐんで
教えちゃくれません
手を伸ばして
つかまえよう
希望という名前の
未知なる明日を
つかまえよう
ためらうことはないのだ
目の前にある扉を
ただ開けばいい
モザイクのかかったような 秘密主義の現実に 世の姿を重ねれば どちらの悪も同じようなもんだから
互いに気まずくて 何も言い返せないまま
時は流れ やがて 人の命は枯れてゆく
明日がどんなに僕らを嫌いになっても
僕も私も明日を嫌いになることはできない
生きることを 生き続けることを選んだならば 悲しみも痛みも苦しみも受け入れる覚悟で 扉を開くんだ
未来とは 1秒先の時間の違いさえ そう呼ぶのなら きっと1秒先の僕の決意は大きな力になるのだろう
だから僕は未来を信じて 歩いて行くのさ
それが君の未来
それが僕の未来
想像を超えた未来
モザイクは今剥がれる。