緑色のメロディを命に滲ませて、穏やかに刻が暮れてゆくのを感じています。時間が何かを創り出して、時間で何かを見付け出して、私も誰人も、いつか、世界から立ち去ってゆくのでしょう。緑色のメロディが優し過ぎて、いつまでも浸っていたくて、それでも新しい時間が用意されていたら、それならやっぱり歩き出すのかもしれない。新しい時間がもっと凄い光りを準備していて、それをほんとは私達も切望んでいるのだったら...
[前頁] [投票する] [次頁]