子供の頃に見た夢。それは人に語るほど大層なモノじゃなく かといって、胸にしまっておく程小さくない。 僕が見た風景。 大きな海の中にいた人が語り、沈み、そして歌う。 誰もが自分の海を泳いでいる。 決して溺れることのない、暖かい海を。誰もが創っている。 僕は自分の海にいた、 そして、その海底から 貴女という大きな月を見た
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