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[172170] 111114
詩人:morning star [投票][編集]

涙を一粒落として
魂の世界地図を拡げて
抱えた膝を哀しみと同時につつんで

運命に宿る残酷さを、じっと見詰める瞳を
柔らかな残光(ひかり)で照らして

終わりの無い夜に沈み込んでいく昨日から飛び出して

眠りの朝に、目醒めの夜明に、溶けていく身体を、霞んでゆく命を、


涙を一粒落として
手の平で掬って
私を見付けて


2011/11/14

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