ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.172000-172999 > No.172192「昼下がりの読後感」

過去ログ  〜 過去ログ No.172192 の表示 〜


[172192] 昼下がりの読後感
詩人:高級スプーン似 [投票][編集]

またひとつ読み終えた

けれど
何ひとつ変わらなかった
ようで
ひとつだけ変わったのは


次の日には
もとに
戻っているかもしれない
別の日には
さらに
変化するのかもしれない

ぺろりぺらぺら
舐めるいちぺえじ

いつか忘れてしまうのか
そしてまた思い出すのか
今はまだ

ぱくりぱくぱく
ぶっくを咀嚼

片隅に残る余韻
ひとり味わい浸るのは

2011/11/16

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -