詩人:ナナエ | [投票][編集] |
さあ
そろそろ始めようか
いつまでも
毛布にくるまってないで
こたつに
根を生やしてないで
いつだってアタシは
外へ向かって
足を投げ出すってば
お腹に布団はかけても
足にはかけないタイプだもの
ちょっと寒いぐらいが
逆に暖かいのさ
ほら
そろそろ行くよ
アンタの腕は引っ張るけど
アタシの脚は引っ張って欲しくないんだ
もしアンタが
一緒に来てくれるんなら
アタシがアンタの
毛布でも湯たんぽでも
一生暖めてあげるってば
あーあ
もう一回なんてないよ
来年の今日も言うとは
限らないんだから