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[173844] 嘆きの海
冬の海よ
なぜそんなに嘆くのだ。
白しぶきを天まであげて。
眩い光に満ちた
春が愛しいのか。
爽やかな風が走る
夏が愛しいのか。
思い出が静かにこだます
秋が愛しいのか。
冬の海よ
なぜそんなに嘆くのだ。
白しぶきを天まであげて。
いいえ、春が愛しいわけではあません。
いいえ、夏が愛しいわけではあません。
いいえ、秋が愛しいわけではあません。
こうして嘆かざるを得ない
冬が愛しいくてたまらないのです。
2012/02/02
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