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[174507] 恋猫乃巡恋歌
ひたぶるに
募る想ひの堪へ難く
あられ無く
枯れん許りに喉鳴らし
季節外れの情動に
寒空切り裂く
声挙げて
彷徨ふ恋猫と嘲ても
慎しみ欠くは
人もまた
大同小異の背較べ
取り澄ましたる
聖人君子も
情念の荒馬を御するに
骨折り脛に傷持たぬは
練達なる御者と呼ぶに
些か物足らぬ
味気なき心地こそすれ
恋猫と
嗤はば嗤へ
抗へぬ
内なる声に
従ひしのみ
2012/02/28
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