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[174616] 悲しみ
受話器をおろして
外を見るといつもの海。
思いのほか青く
涙に潤んだようなその色に
海の悲しみを知る。
夜からはしとしと雨が降り出し
朝には風も加わり
ゴーゴーという音に起こされる。
海も空も風も
悲しんでいるのだろう。
山は閉じこもり姿を見せない。
けれど明日には落ち着き
寄る辺なき人々の悲しみを
受け止めてくれるのだろう。
あなたが逝って
寄る辺を失った私たちの悲しみを。
合掌。
2012/03/02
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