懐かしき微風(かぜ)を受けて懐かしき美風(かぜ)を浴びて懐かしき魂の記憶が呼応をして燃えさかった瞋恚の炎(ひ)が現実(いま)清浄化されて・・揺れるまなざしのさきに在る町並みが幼少の感情も遠い彼方の晩年の時刻も連れてきて…心地よく触れる瞼とざした風の香り・・心地よく撫でた瞼とざした風の音律(メロディ)・・懐かしき魂の記憶へと亦出逢えて…懐かしき生命(わたし)の記憶へとふたたび継続(つ)げて…
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