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[178908] 今朝の会話も遠い昔のような
詩人:どるとる [投票][編集]


風船みたいに人の心は萎んだり膨らんだり忙しい

悲しくもないのに
涙を流したり
嬉しくもないのに
無理に笑ったり
するのって
どこも同じだね

空気が抜けた風船のように 萎びた 心に
現実に 深く突き刺さる 見えない傷跡が痛みを伝える

誰かを思うこと
誰かに思い寄せること
少しずつ少しずつ
わかってきたんだよ
大切なことや大事なものが

風船の心地を味わってる ゴムのようにしなやかな身体でさえ疲れを覚える

なにもない1日が
風船のような丸い夕陽に照らされて
ほらさっきまでのことも遠い昔のような
今朝の会話も遠い昔のような 不思議な感覚 この胸を過(よ)ぎる

さよならが身に染みてくる

傷跡に沁みるな
またこんな気持ちだ。

2012/10/05

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