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[180036] 夢の続き
詩人:どるとる [投票][編集]


風が吹くたび木々が揺れて 僕はポケットに手を入れて歩く

苦笑いとか 愛想笑いだとか 浮かべて歩く
この道の果てまでも

さよならと言えないまま 途絶えた誰かの手紙のように
ついにその時が来る
朝も暗いし 夜はもっと暗い

ポケットにはいりきれない 思い出は幻
誰かが描いた落書きみたいに そこら中あふれる悲しみ 散らかってる

口笛を吹いて 歩く
夢の続きを今から見よう

でも君はそこにはいない いないよ

それでも見るんだ
それでも生きるんだ

悲しみを飛び越えて
ドアを開ける

ドアを開けてその先にある明日に僕はたどり着くのさ

夢の続きのそのまた続きで
誰かと二人きり 無駄話でもしたいな

さみしさ手のひらに乗せて 僕は行く
この道の果てまでも

悲しいとわかってて
切ないとわかってても生きなければと思うのはなぜ

わかりきった答えを抱きしめたまま
僕は行く

夢の続きで今からはじめよう

言い訳でもなくわがままでもない

ただの気まぐれでも生きるには変わらない

さあ行こうぜ 自由の海原へ 流れる涙もどうせなら連れてゆこう

夢の続きで今から
チャンネル回せば
新しい世界が。

2012/12/23

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