| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
僕は僕が見えない
君も君を見れない
僕は僕に触れない
君も君に触れられない
何が本当か 嘘なのか
それさえ曖昧であやふやな世界の中
突きつけられた
出来合いのルールに
今日も縛られたまま
それを正しいと
ただバカみたいに
叫ぶ世の中がある
今日も飼い慣らされ
頭を下げている
鎖に繋がれた心
哀れみ嘆く僕らさ
偶像でしかない世界に価値のない歌でも
響くのならここに
迷いも少し交えて
愛さえ 歌おう
憎しみさえ 歌おう
いつか見えるまで
心の安らげる今日が
いつか見えるまで
雲ひとつない
澄んだ青い空が
青い空が。