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[181030] 幸せを思う
詩人:どるとる [投票][編集]


平凡だな 充実してる
平穏だな 何事もなく

戦争を テレビ越しに見ては他国は大変だなと頬杖をつき
小金を稼ぎ 日々生きる

小さな暮らしにおさまって 冬や春を幾たびも 越えてきた

何が幸せ 何が不幸
僕は 誰で 此処はどこ そんな事さえ長い間 考えもせずにいた

ぼんやりと 浮かぶ雲に重ねた 幸せの形
歳を追うほどに深まる闇 広がってはまた縮まる

人を殺したいと思う気持ちと同じ世界に存在してる
人を愛したいと願う気持ちが 誰かの笑顔の傍ら今日もそっと咲いてる

気泡のように生まれては消えていく
儚く切ない そんな毎日の中で僕はまた一人何かを失うだろう
その失った何かと引き換えに何かを得るだろう

ただひとつ言えることがあるとするならば僕はどんな悲しみの中にいても
少しの光があれば生きていける
そんな気がするよ

だからこんなふうに報われがたい 日々を生きていても
きりもなく 飽きもせず 笑えている今に
幸せを思うように幸せを見ている

命あるものすべてに
課せられた使命は
ほら簡単でも難しい

この痛みが伝える
生きる苦しみが
希望を遠ざけるけど
まだまだ笑えるから
まだまだ歩けるから

僕は生きて 生きて
君も生きているように

そこに僕というたくさんの人たちの営みがつづく広い箱庭の中幸せを思う。

2013/02/28

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