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[181184] “雪柳”
詩人:レモン [投票][編集]


白い清麗な光の帯が
新たな季節の到来を
祝福しているように
咲き誇っている姿が


道ゆく人びとの悲嘆
行方も見えない時代
世界を覆う暗雲の闇


突き抜け照らしつつ
安堵の新生の萌し
引き連れながら
春の到来のそよ風
かすか感じさせて


太陽の日差し浴びる
新緑の未来の願い
脳裏に映させて

届かせる念いを
懐かせてくれた



清く純真な憶い…
強く純白な希(ねが)い…
淡く純粋な明日(みらい)…


重ねて魅せてくれるように
描かせて与えてくれるよう

光らせて微笑わせてくれるように
宿させて決意させてくれるよう

何度も何度もイメージの中で
いつもいつも終わりなき果てのさきに


白い白い光の揺らめき…
淡く淡く仄かなささやき…

繰り返し
繰り返して




2013/03/11

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