大切な何かをなくした気がして独り ぽつり 歩いていたら道端に咲く花がどうしようもなく強く、思えて巣に餌を持ち帰る蟻がどうしようもなくかっこよく、思えて。何でもない事の方が世界にはきっと溢れていて気にも止めず人は、生きるのだろうけど何でもない事の方がきっと儚くて、美しくてどうしようもなく羨ましく、感じたあぁ、ただきっと純粋なものを焼き付けたかっただけなんだろうな。少し世の中の汚い部分に慣れてしまった自分が悲しく思えてしまったんだ。
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