詩人:快感じゃがー | [投票][編集] |
何の躊躇いもなく笑みを。
顔じゅうに浮かべて
居るから
それからの
わたしは
何にも言えなくなった
ただそれだけ
それだけの日々
不思議ね
ついさっきまで
ほんの1秒前まで
とっても気力が
満ちていたのに
ついさっきから
ほんの1秒前からは
急にどうしようもなく
むなしい感じ
彼の言葉は
強くたくましい
けれどわたしは
置いて行かれそうで。
こわかった
あなたは光
わたしはきっと
...影。
その後ろに
ずっと
隠れていたかった
不思議ね
ついさっきまで
ほんの1秒前まで
天使のように
見えたその顔が
ついさっきから
ほんの1秒前からは
急に悪魔に
変わってしまう
彼の背中は
まるで孤独を
知らないように
ぴんとして
わたしは
寄り添うように
自分だけを護っていた
ねぇ聞かないで
わたしのこころの中心に
たぶん
あなたはいない
ねぇ言わないよ
あなたが思うほど
わたしは
美しくないから
震える指
気づかれぬように
平常心を
手繰り寄せて。
空が轟けばまた
驚いたフリ
陰に隠れて
やり過ごす習慣
あなたは眩しすぎる。
そして
わたしは霞んでいる。
毎晩こころ
ノックしないで
壊れそう。あぁ。堪らない...
わたしのこころの
中心で笑う
わたしの
わたしだけの
大切なひと
ねぇ聞かないで
そう。言わないよ
彼より先に
あなたが
こじ開けないで
愛情揺すぶりたい
昨日と今日は
もう違う世界...