ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.184000-184999 > No.184245「りんごの唄」

過去ログ  〜 過去ログ No.184245 の表示 〜


[184245] りんごの唄
詩人:どるとる [投票][編集]


赤い 赤い りんごにも似た夕暮れが
商店街を 赤く 赤く染めて 染めている

ぶらぶら 歩く
用もなく 冷やかす
たまに 立ち止まる

そんな時間がなんだか好きなんだ
その時の気持ちがなんとなく好きなんだ

かじられたりんごのように たったひとつの赤いりんごが
またひとつ かじられてほら やけに目にしみるよ あの夕暮れ

チャイムが鳴ればもうじき夜が来るだろう

腹も減るだろう

帰ろう りんごを買って。

2014/03/10

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -