何かわからないものを指差してそれをそれだと決めるのはなんだろう目に見えず 聴こえもしないものにさえ形を与えて さも触れられるかのように嘯く人の心が映すものその輪郭をなぞる君の心が唯一の物差しだよほら 僕にはなんとなくわかるんだ見えない 聴こえない向こう側の世界目映いくらいの光 余白を染める あざやかな透明。
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